2021年4月15日に胆管結石が判明
事の始まりは2021年4月15日の朝。
通常通り7:00に店を開けて、調理に接客に普通に対応。
8:30くらいから胸の周辺に嫌な痛みが出だします。
「なんだこりゃ？間違いなく普通じゃない」と自覚できる痛み。
以前、数回経験した尿管結石の時と似た痛みですが、場所が胸の奥。
まさか心臓が痛いのか？みたいな感じで、ズシンと痛い。
さすがに放っておけない（耐えられない）痛みになって来たので、急遽臨時休業にして、かかりつけ医「S医院」へ自分の運転で向かいます。
心電図を撮ったが、とりあえず異常は見つからず。
とは言え、心臓絡みの症状の可能性もあるので、精密検査が必要との事。
紹介状を書いてもらい「I病院」へ
「念のため、そおっと行って下さいね」と先生に言われ（と言われましても…という感じですが）
自分で車を運転して「そおっと直行」
Ｉ病院にて精密検査
無事、I病院に到着し、血液検査、造影剤を使ったCT、エコーを実施。
造影剤は生理食塩水に合わせてCT中に点滴で投与。
身体がブワっと熱くなる薬液で瞬間的に体温が上がる感じ（一瞬だけスーパーサイヤ人の気分）を実感して撮影完了。
検査後はK医師による診断、結局は明確な原因を断定できないが、おそらく胆のう菅付近にある小さな石、3つのうち1つが担のう菅にあって痛みを起こしていると予想される。
「まぁ胆管結石でしょう」と言う事に落ち着きます。
この日は、痛み止めを処方され、3時前くらいに店に戻りました。
その頃にはクスリも飲まずに痛みは引いて、普通に納品に行ったり、雑務をこなしたりと過ごします。
ウルソを服用して「石を溶かすまたは排出を期待する」治療開始
2021年4月22日にI病院を再度受診。
ウルソと言う薬を飲む事で、結石が流れて出て行ったり、結石が溶ける効果もあるそうで、慌てて切除せずに地道ウルソを服用し続ける方向に。
痛みが酷い時のために痛み止めもお守り的に処方してもらい、通院がスタート。
アレクサが薬の時間を教えてくれますｗ
朝バタバタバタしていると、ウルソを飲み忘れるので(^◇^;)
アレクサのリマインダーを登録して飲み忘れを防止しつつ、約2年間飲み続けます。
その後は、たまに発作の痛みは出るものの、痛み止めで乗り切りつつ、数ヶ月に一度の通院で経過を見つつ過ごします。
胆管結石治療中の生活で気を付ける事
発作の予防としては、油分の多い食事を控える、飲酒も控えめに、という一般的な案内。
油分の多い食事を摂ると、胆嚢が胆汁を多めに出そうと活動するので、それに伴って管内の結石が動いて痛みにつながるのだとか。
発作の症状が重い場合は、絶食（デトックス的な）入院とする場合もあるのだそうです。
（ソレはソレでダイエットにもなりそうで良いかも！？とか思ってしまいましたが(;^_^A）
手っ取り早い？のは胆嚢の摘出手術
今回、私の場合は内科を窓口として治療する流れになりましたが、早い段階で外科で診てもらった場合は「胆嚢を取っちゃいましょうか」という判断になる場合も多いのだとか。
いつ来るかわからない「痛み（発作）」への不安やストレスを考えると、選択肢として「胆嚢除去が良い」という考え方だそうです。
胆管結石の発作（痛み）について
結石の痛みは、とにかくズシンと、そして身体の中を「グぅっと掴まれる」感じに痛いです。
身体を丸くしようが、まっすぐしようが、どんな姿勢をしていても発作が出れば、ひたすら痛いです。
私の場合は、夜寝ている時、深夜2時前後に痛みで起きる事が多かったです。
痛みで起きる→痛み止めを飲む→しばらく痛みに耐える（痛み止めを飲めば、30分〜1時間くらいで痛みが引く）→痛み止めの眠気でウトウトしてくる→朝まで寝ることが出来る
という感じですね。
おかげさまで、日中仕事をしている時や、車の運転中に発作が出る事はなく、日常生活には支障はありませんでした。
ちなみに、覚えている限り発作で痛み止めを飲んだのは、2年間で10回無いくらい。
発症してすぐの数カ月は３～４回飲みましたが、その後は発作の痛みはほとんどなく、結石がある事は忘れて過ごしていました。
結局は胆嚢除去手術となりました…
ウルソを約2年間飲み続け、発作の痛みは出る事も無くなってきた頃の2023年4月18日のCT検査。
私的には
「石がなくなってますね～」となるのかな？
なんて気楽に構えていたんですが
なんと！
胆石が増えてる！
なんでー！
マメにウルソも飲んで、発作も無かったのに！
結石が無くなっている（もしくは減っている）のではなくて
増えてる！
ダメじゃん！
という訳で、ウルソ服用の努力の甲斐なく？
胆嚢摘出手術決定！とあいなりました。
という訳で、本日2023年6月20日より数日間、入院してまいります。
入院～手術の記事は追ってアップ予定ですので、お楽しみに？
ウルソは効かない薬ではありません。
なお、私が服用していた「ウルソ」は歴史ある胆石に対応した薬です。
たまたま、私には効果が表れにくかったですが、胆石の診断で処方された方は、先生の指示にしたがってチャンと飲んでくださいね。
