事件はこの本棚から…
大原屋の店内には、お子様向けの本も置いてあるのですが
事件はこの本棚から起こりました。
先日、2歳児くらいの女の子が1冊の本を手に取り
家族のいるテーブルへ向かいながら
「しねよ!」「しねよ!」
と嬉しそうに大きな声で言いながら戻っていくのです!
厨房でその声を聞いていた私は
え!?何?「しねよ!」ってどういう事?
しかもなんで嬉しそうに叫んでる???
と軽い衝撃を受けた訳ですが
さらに、その子のご家族は
「そうだね~♪」
「良かったね~♪」と
これまた嬉しそうに迎えているのです。
「しねよ!」(女の子は嬉しそう)→「そうだね~♪」(家族も嬉しそう)
厨房からの目線では下の画像の様な感じなので
その子が何の本を手に取ったのかはわかりません。
「う~ん…何か変な本置いてあったかな?」と
考えたのですが、思い当たるフシはなく
モヤモヤとするばかり…
なぜ?そうなったのか?
その軽い衝撃を解決すべく
ランチタイム終了後に本棚チェックです!
くたびれてきた本もたくさんありますが(;^_^A
特に「しねよ!」までの事はない様子。
ですが…
小さな女の子も読みそうな本で
まてよ…
メジャーどころで
もしや…
語感が似ている事を考えると
オマエだったのか!!!
「しねよ!」「しねよ!」=×
「スネ夫!」「スネ夫!」=◎
そう、女の子が嬉しそうに手にしていたのは
ドラえもんの文庫版
テーマ別傑作選「スネ夫編」だったのです!
幼児期の子どもって
「さしすせそ」の発音が苦手だったりしますよね。
厨房側に聞こえて来た
嬉しそうな「しねよ!」「しねよ!」は
「スネ夫!」「スネ夫!」の発音が
まだ上手にできてなかった事に起因する
「私の空耳事案」だった訳ですね(反省)
きっと、あの子はスネ夫が大好きで
家族もスネ夫の本を見つけて来た娘さんには
「そうだね~」
「良かったね~」って声かけますよね。
って事で
軽い衝撃の「しねよ!」「しねよ!」事件は
ほのぼのとオチがついて?解決の運びとなりました。
めでたしめでたし。
スネ夫だって誰かのヒーローなんだぜ!
カレーの大原屋
定休日:毎週火曜・最終月曜・イベント出店日
長野県飯田市羽場権現978-4