カレーの大原屋の屋号は「大平宿」に今も残る古民家の屋号に由来しています。
大平宿は、飯田市内から木曽へ抜ける街道「大平街道」を約1時間ほど山道を進んだ所にある古い町並みが保存された廃村の集落、その中の1軒が 大原屋です。父親の代から、その古民家の維持管理をお手伝いさせていただいているご縁から「麓(ふもと)の地で大平宿のご案内をできる店でありたい」という思いを込めて、歴史ある屋号をお借りして日々営業させていただいております。
2019年(令和元年)には、長野県内各地で台風19号による
大きな災害がありました。
そして、今日2020年(令和2年)7月8日は
朝からスマホの警報が何度も鳴り
警戒レベル5が発令されるなど恐ろしいくらいの雨が降っています。
今回の大雨の原因は台風ではありませんが、台風を超すレベルの豪雨。
飯田に語り継がれる2つの豪雨災害を思い起こさせます。
昭和36年の36災害(通称さぶろく災)の時は私はまだ生まれてませんので
祖父からの話でしか恐ろしさを聞いたことはありませんが
昭和58年の58災害(通称ごじゅうはち災)の時は小学生で、
夜に降り続く大雨のゴウゴウとした音と
地鳴りめいた響きを覚えています。
58災では、飯田市から大平宿を抜け木曽を結ぶ
主要地方道飯田南木曽線(旧・幸助飯田線)の
桐の木沢に架かる橋がまるごと流されるなど
衝撃的な被害を目の当たりにしました。
今回の豪雨は警戒レベル5が発令され、非常に危険な状況のようです。
大雨は小康状態になった後の、支流の増水や土石流、
緩んだ地盤の崖崩れなど
時間差で大きな災害がやってきます。
今後も安全第一で警戒したいと思います。
皆様も安全第一で。
〒395-0067
長野県飯田市羽場権現978-4
カレーの大原屋
かつては林業と炭焼きで栄えた村に、今は住む人はいませんが、郷愁を誘う町並みと携帯も通じない山深くの自然を求めて訪れる人がいます。
観光地としてではなく、昔の姿そのままを残し、守られている
大平宿の本家大原屋については、お気軽にお問い合せください。
カレーの大原屋
tel:0265-21-0739