屏風山(瑞浪市)大草登山口からのルートとコースタイム

中央道のPAの名前で知っていた山にやっと登れました。

屏風山と言えば、私の中では中央道のPAの名前。
昔から知っているけど、どんな山なのか体験した事はないまま過ごしていましたが、今回やっとトライしてきました。

今回は瑞浪市の大草登山口から登るルート。

最寄りのインターは中央道瑞浪インター、国道19号線から県道66号線(東農なんじゃもんじゃ街道)を経由して20分足らずでアクセスできます。

この日は時々小雨の混じる曇り。岐阜県飛騨地方では雪も降った冬の始まりを感じる寒い日でした。

コースタイムは以下の通り。


屏風山 大草登山口からのコースタイム

9:30 止静庵(しじゅあん)駐車場発

9:50 中部電力鉄塔 小休止

10:15 尾根分岐 小休止

10:20 八百山手前 展望台

10:25 八百山 標高800m

10:35 屏風山山頂 標高794m

10:45 出発

10:47 北屏風山

下山開始

11:30 駐車場着


県道66号「東農なんじゃんもんじゃ街道」から登山口への入り口

この枝道から屏風山の登山口へ
この枝道から屏風山の登山口へ

登山口への道路には特に大きな看板などの表示はありませんので、うっかり見落としてしまうかも?

ご注意ください。

止静庵(しじゅあん)入口と屏風山大草登山口の表示
止静庵(しじゅあん)入口と屏風山大草登山口の表示

枝道の先には、集落がありその先に駐車場があります。

登山口駐車場入り口の看板
登山口駐車場入り口の看板

この看板の先が急に狭い道なので不安になりますが、注意して進めば問題ありません。

屏風山登山口と止静庵(しじゅあん)の駐車場
屏風山登山口と止静庵(しじゅあん)の駐車場

狭い道の先には広い駐車場があり一安心。

ここで身支度を整えて入山です。

屏風山登山口駐車場の紅葉
屏風山登山口駐車場の紅葉

すでに紅葉は終わりかけですが、鮮やかな紅葉は少し楽しめました。

最近の登山口にはデフォルトの熊出没看板
最近の登山口にはデフォルトの熊出没看板

最近はどの山にも「熊出没」の看板が設置されています。山に入る事の覚悟は大事です。

そしてコチラの看板の熊はアグレッシブな感じが強い。

手書きの熊目撃情報もリアルです
手書きの熊目撃情報もリアルです

この熊目撃情報は少々古い(10カ月前)ですが、消えかけている「クマ」の文字がリアルです。

整備された林の中の登山道
整備された林の中の登山道

登り始めは手入れの行き届いた林の中の登山道を進みます。

落葉をサクサクと踏みしめながら体調チェックも兼ねて進みます。

溝型の登山道
溝型の登山道

前半はこのような溝型の登山道が続きます、石と粘度が混ざったような地質の区間やゴツゴツした区間もあります。

雨が降ると水が集まって流れている感じですね。

中電の管理標識が各所に
中電の管理標識が各所に

屏風山周辺は鉄塔も多い様で、中電の管理標識が各所に立てられています。

中電の管理標識と屏風山の案内表示
中電の管理標識と屏風山の案内表示

特に急な登りもなく淡々と進むと鉄塔が見えてきます。

中電の鉄塔付近は開けています
中電の鉄塔付近は開けています

この鉄塔でチョット一息。水分補給をして進みます。

歩きやすく整備された登山道
歩きやすく整備された登山道

鉄塔から先は少し登山道の雰囲気もかわります。整備されていて歩きやすい区間が続きます。

かわいいケルン
かわいいケルン

普段から登山客も多いのか、小さなケルンがところどころに見られます。

こういうのはチョット安心しますね。

足元も安心の広い登山道
足元も安心の広い登山道

歩きやすいので特に休憩もせず、慌てず登ります。

尾根の手前は明るい場所も増えてきます
尾根の手前は明るい場所も増えてきます

この日は風も強く、梢から時折「キシキシ」と木が揺れる音がします。

枝の落下には注意かな。

屛風山 尾根の分岐
屛風山 尾根の分岐

登山口から約45分で尾根の分岐ポイントに到着。ここで小休止します。

今回の登山口とは別に、恵那市山岡町から黒の田湿地から登ルートともここで合流するようです。

休憩用にピッタリの石があり嬉しいですね
休憩用にピッタリの石があり嬉しいですね

腰を下ろして軽く休憩して出発。

屏風山 山頂まではあと少し
屏風山 山頂まではあと少し

尾根の分岐からはあと少しです。

まだまだ鮮やかな紅葉が随所に
まだまだ鮮やかな紅葉が随所に

冷たい風が少し強くなりますが、随所に名残の紅葉も見られて気持ちよく歩けます。

八百山の手前に展望台
八百山の手前に展望台

尾根の分岐から八百山を通って屛風山にたどり着くのですが

八百山の手前には展望ポイントがあるので、一旦左に数十メートル進んで展望台へ。

永王権現の石碑
永王権現の石碑

展望ポイントには永王権現の石碑も祀られています。

八百山手前の展望台からの眺め
八百山手前の展望台からの眺め

展望台に寄り道したら、登山道戻って進みます。

八百山 山頂
八百山 山頂

八百山は標高800m、今回目指す屏風山よりも標高で言えば高いのですが、眺望もなく通過ポイント的になっています。

ハイキング気分の尾根道
ハイキング気分の尾根道

八百山から少し下って、少し登れば屏風山に到着となります。

屏風山 山頂(標高794m)

広く開けた屏風山の山頂
広く開けた屏風山の山頂

山頂は広く明るく整備されています。曇り空でしたが、景色も見ることが出来てとりあえず満足!

屏風山山頂は大きく開けているので眺めもよいです。
屏風山山頂は大きく開けているので眺めもよいです。
屏風山の標識
屏風山の標識
屏風山 山頂の案内看板
屏風山 山頂の案内看板
屏風山系 登山道案内図
屏風山系 登山道案内図

山頂は整備されているので、通常ならもう少しゆっくりしたいところですが、この日はとにかく風も強く寒い!

軽く休憩して、北屏風山経由で下山していきます。

北屏風山の標識
北屏風山の標識

屏風山から北屏風山はあっという間で到着。山頂ではありますが八百山同様に通過ポイントであり分岐ポイントでもあります。

北屏風山から大草方面へ下山します
北屏風山から大草方面へ下山します

北屛風山からの下りは、急こう配のロープ場が1区間あります。

写真ではわかりづらいですが、かなりの急勾配
写真ではわかりづらいですが、かなりの急勾配

いきなりの急こう配なので少々ビックリしますが、ロープを使って下ります。

急こう配ルートとトラーバースルートの合流点
急こう配ルートとトラーバースルートの合流点

実は、北屏風山のピークを経由しなければ、画面右奥のトラバースルートで急こう配の区間をパスする事も可能です(ロープ場を下りてから知りました)

晴れていれば御嶽山が見られる様です
晴れていれば御嶽山が見られる様です

途中「おんたけ展望」のポイントがありますが、今日はまったく眺望なし。

下りは落葉で足元が滑ります
下りは落葉で足元が滑ります

下りは淡々と。

落葉で足元が滑るので注意が必要ですが、標識を見落とさなければ迷う事もありません。

開けた分岐ポイント
開けた分岐ポイント

約30分下ると、開けた分岐ポイントに出ます。

ここは思わず直進してしまいそうですが、左の大草方面へ下ります。

左の道へ下ると大草登山口駐車場方面
左の道へ下ると大草登山口駐車場方面

ここからしばらく下ると、林道に出ます。

林道と合流するポイント
林道と合流するポイント
猪避けの電気柵がありますのでご注意を
猪避けの電気柵がありますのでご注意を

今回はコチラへ下山してきましたが、逆回りのルートでここから登り始めるのもOkです。

林道との合流ポイントから堰堤に向かい川を渡ります。

堰堤の上流から川を渡ります
堰堤の上流から川を渡ります

堰堤の20mくらい上流に丸太橋があるので、そこで川を渡ります。

堰堤上流の丸太橋
堰堤上流の丸太橋

丸太橋を渡って進むと、登山口から登り始めた道に合流。

見覚えのある看板に戻ってきます。
見覚えのある看板に戻ってきます。

今回は、大草登山口~八百山~屏風山~北屛風山~登山口へもどるルート。

画像で言うと左側のSの点から、下の線を進み右回りに上の線へ回ってGの点に戻って来た事になります。

大草登山口~八百山~屏風山~北屛風山~登山口
大草登山口~八百山~屏風山~北屛風山~登山口

今回の山行の距離と高低差は以下の通り(ヤマレコ使用

屏風山登山 距離と高低差のグラフ
屏風山登山 距離と高低差のグラフ

屏風山系は「屏風」の名の通りピークが屏風を開いたように連なっています。今日登ったピーク以外の山も含め、1日かけてゆっくりと縦走で歩くのはモチロン、今回の瑞浪市大草から登るルートだけではなく、恵那市山岡町からの黒の田湿原を歩くルートも景色が楽しめて良さそうなので、またの機会に計画したいと思います。


屏風山 大草登山口からのコースタイム

9:30 止静庵(しじゅあん)駐車場発

9:50 中部電力鉄塔 小休止

10:15 尾根分岐 小休止

10:20 八百山手前 展望台

10:25 八百山 標高800m

10:35 屏風山山頂 標高794m

10:45 出発

10:47 北屏風山

下山開始

11:30 駐車場着


今回はとにかく寒い日で、せわしなく歩いてきましたが、天候さえよければ、のんびりゆったりと歩けるコースです。

参考にしていただければ幸いです。



この記事を書いた人

信州味噌入りカレー専門店

カレーの大原屋

https://www.ooharaya.com/

尾沢あきら