猿庫の泉(さるくらのいずみ)から円悟沢(えんごさわ)ルートで飯田市のシンボル風越山に登るコースタイム

■風越山(かざこしやま)の紅葉&乙女の滝が楽しめるルートです。

乙女の滝と紅葉
乙女の滝と紅葉

■ 迫力満点の滝と紅葉に約40分の登山で出会うことができます。

旧くから茶人に愛され続ける飯田の名水「猿庫の泉」

名水百選としても知られるこの水場から更に林道を奥へ、終点の「円悟沢登山口」から風越山に向かう裏ルートが「円悟沢ルート」です。

■ 乙女の滝にご対面

沢伝いに細い登山道を進んで行くと、左の画像「乙女の滝あと十分」の看板があります。この先、ガラガラと石の多い川原を進めば乙女の滝にご対面。

迫力ある滝と紅葉を間近で見ることができます。

乙女の滝ルート表示
乙女の滝ルート表示
沢を登って行くと現れる乙女の滝
沢を登って行くと現れる乙女の滝


ゴツゴツとした岩に水が流れ落ち、見上げると鮮やかな紅葉。約40分の登りがむくわれる瞬間です。

■ ご注意下さい!乙女の滝の先は、チャンとした登山道はありません。

さぁ滝も見たことだし、先に進もう!と思うのが人情ですが、チョット待ってください!

乙女の滝の右側に登山道らしき跡があるのですが、この先を進むのはキケンです!

獣道のような跡はあるものの、整備された登山道はアリマセン。

必ず「乙女の滝あと十分」の表示の分岐まで戻ってくださいね。

左の細い道を今庫方面へ
左の細い道を今庫方面へ

実は、この分岐、普通に登って来ると「乙女の滝」の表示に目を取られて、今庫方面への折り返しの分岐であることに気づきにくいんです。

左の表示まで来たら、来た道を振り返って始めてルートが分かるんです。

くれぐれもご注意を。

■ 風越山の登山ルートで最も豊かな湧き水「今庫の泉」

 

今庫の泉は、風越山の登山ルートの中でも最も湧水量が多い水場です。

東屋も建てられているので、ここでゆっくり食事をとったり、テントを張って宿泊する登山者も居ます。

 

東屋に置かれた寄せ書きノートには「ここで焼肉を食べました」という様な書き込みも残っていて、隠れたレジャースポットにもなってる様子。

 

何を隠そう、私も高校時代に山岳部でココにテントを張って泊まりました。

■ 円悟沢ルートは「今庫の泉」にも掲示されています。

今庫に掲示されているコースタイム
今庫に掲示されているコースタイム
同じく登山ルート図
同じく登山ルート図

■ 実際のコースタイムはコチラ

登山日:2012年10月30日

円悟沢ルート コースタイム

 

8時55分 円悟沢登山口

9時30分 乙女の滝

 

9時40分 乙女の滝 発

9時45分 乙女の滝ー今庫 分岐

10時 今庫ー虚空蔵 分岐 
10時5分 発

 

10時10分 今庫の泉
10時15分 今庫 発


10時45分 展望台

10時55分 展望台 発

 
11時15分 白山神社
11時25分 白山神社 発(下山)


11時35分 展望台 昼食
12時15分 展望台 発


12時35分 今庫の泉
12時40分 今庫ルート分岐
12時50分 乙女の滝 分岐
13時10分 円悟沢登山口


■ 円悟沢ルートは、メインルートより険しいです。

 

円悟沢ルートは、石灯籠から虚空蔵山を経て風越山に登るメインのルートより道は険しいです。

 

登山口のスタートは、イキナリ「古びた丸木橋」ですし、前半戦は沢沿いのコースで小さな沢を渡ったり、滑りやすい石がゴロゴロした川原を歩いて行く事になります。

季節を問わず、万全の足支度と手袋は必須で臨んでくださいね。

■ 今庫の泉からは、林の中を一気に展望台まで

 

 

乙女の滝から今庫、今庫から展望台、この2スパンは林の中をジグザグと一気に登るハードな区間。

 

眺望もないので、とにかくひたすら登るのみ!

しっかり汗もかきますよ~。

 

そして、展望台に出ればこんな風景が出迎えてくれます。

■ 風越山 展望台

風越山展望台からの眺め
風越山展望台からの眺め

険しい登りを頑張っただけあって、この眺めは最高です。丸太のベンチとチョットした平があるので、食事をとったり、大休止にも良いポイントです。

今回は、往路で休憩、復路で昼食をとりました。

鮮やかな紅葉
鮮やかな紅葉
落ち葉の道を進みます
落ち葉の道を進みます

紅葉狩りとはこういう事かと
紅葉狩りとはこういう事かと

■ 風越山 白山神社まで あと一息

展望台までの区間が急勾配でキツかった分(?)後半はハイキング気分で進めます。

コレが円悟沢ルートの良いところかも知れません(笑)

駐馬休みの石碑
駐馬休みの石碑
最後の石段を登ると白山神社
最後の石段を登ると白山神社

■ 白山神社は頂上ではありません

今回は、白山神社まで登って下山しましたが、山頂まではもう少し登る事になります。

詳しくはメインルートを紹介した コチラの記事 >> 風越山 登山ルートとコースタイム  をご覧くださいね。

 

もちろん、大原屋にお寄りいただければ、詳しく説明もさせていただきますので、お気軽にドウゾ。

是非、飯田市のシンボル風越山を満喫してくださいね。


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この記事を書いた人

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尾沢あきら