風越山の前山「虚空蔵山」(こくぞうさん)で日の出を拝む低山登山(長野県飯田市)

飯田市を一望することが出来るのは虚空蔵山

春休みで帰省中の息子と話していて、ふと思い立ち。

早起きして、地元の山から日の出を拝む「モーニング虚空蔵山」に行ってきました。

登山開始は4:50

風越山滝の沢登山口の駐車場
風越山滝の沢登山口の駐車場

虚空蔵山から日の出を拝むコースタイム

風越山「滝の沢登山口駐車場」:登山開始4:50→(10分)石灯籠5:00→(10分)苦竹(にがたけ)入口分岐5:10→(5分)蚕種石(こたねいし)5:15小休止→(3分)見晴らしポイント5:18→(7分)秋葉様分岐5:25→(10分)延命水5:35→(5分)3方向分岐ポイント→(10分)虚空蔵山山頂5:45(日の出待ち):日の出6:30:下山開始→(15分)秋葉様6:45→(15分)石灯籠7:00→(5分)登山口駐車場


押し洞方面からの登山口との合流ポイントである「石灯籠」は駐車場からそこそこの登りですが5分~10分程度です。

押し洞からの登山道との交流ポイントでもある石灯籠
押し洞からの登山道との交流ポイントでもある石灯籠

この日はマダマダ真っ暗、靴周りと身支度を確認して進みます。

苦竹(にがたけ)入口分岐
苦竹(にがたけ)入口分岐

苦竹(にがたけ)入口の分岐を右後方へ進みます。

虚空蔵山は、その先の風越山の途中にあります。

風越登山マラソンも行われるコースでもあり、表示看板も随所に設置されていて登山道は広めでゆったり。

今回の様に暗い早朝登山でも安心して登れます。

蚕種石(こたねいし)で小休止

登山道も広くなっている蚕種石休憩ポイント
登山道も広くなっている蚕種石休憩ポイント

登山道の脇に巨石がゴロリと現れているのが蚕種石(こたねいし)

大きな石の形が蚕のサナギに似ている事が由来。

養蚕が盛んだった飯田市ならではの命名ですね。小休止して水分補給して進みます。

見晴らしポイントから飯田の夜景

登山道の途中から見える飯田市街地の夜景
登山道の途中から見える飯田市街地の夜景

100万ドルの夜景!とはいきませんが(笑)

登山道著中の見晴らしポイントから飯田市街地の夜景が見えます。

5:15分をまわった時間、南アルプスの稜線も白み始めました。

秋葉様の分岐で一息

秋葉様の分岐
秋葉様の分岐

秋葉様の石碑は分岐ポイントでもあります。

右へ進めば、そのまま虚空蔵山山頂、左へ進めば虚空蔵山のピーク下を通過して風越山へ向かうコースです。

今回は日の出まで時間があるので、いったん左へ進んで延命水を経由し、風越山方面から回り込んで虚空蔵山を目指します。

満月が西の山に沈む幻想的な景色

登った日は2023年3月7日(火)

この日はちょうど満月で、日の出を拝む前に西の山に満月が沈んでいく幻想的な景色も盛る事ができてラッキーでした。

延命水

虚空蔵山直下の湧き水が「延命水」

以前はチョロチョロと流れ出るくらいの水量でしたが、今回は滴がポチョリポチョリと落ちる程度、枯れてしまわない事を祈るばかりです。

ベニマンサクの案内板がある分岐「太田」

太田は4方向の分岐
太田は4方向の分岐

延命水から一息の所にあるのが太田。

ここは、滝の沢方面、猿庫の泉と今庫の泉方面、風越山方面、虚空蔵山方面の4方向の分岐になっていて、秋に紅く色づく「ベニマンサク」の案内看板があります。

日の出前に虚空蔵山山頂(1,130m)に到着

順調に登って来たので、余裕で日の出に間に合う時間に虚空蔵山山頂(1,130m)に到着。南アルプスの山並みがキレイですね!

山頂到着は5:45。

この日の日の出予報はネットによると6:11なので、持参したコーヒーとサンドイッチで軽い朝食を摂りつつ待ちます。

2023年3月7日飯田市の日の出は6:11の情報
2023年3月7日飯田市の日の出は6:11の情報

なかなか日が昇らない・・・

日の出情報は6:11なのですが、待てど暮らせど日が昇らない…

そして、日の出前の冷え込みもナカナカ(>_<)

山頂でウロウロと体を動かしながら待ちます。

結局、日の出は6時30分

山頂での日の出待ちは45分。

寒かったですが、無事に拝むことが出来たので早々に下山です。

下山は、秋葉様へ直行するルートで下ります。

転落注意のポイント「奴谷(やっこだに)」

奴谷(やっこだに)
奴谷(やっこだに)

登山道のすぐ脇が切り立った崖の「奴谷(やっこだに)」

転落防止のための柵が新しくなっていました。

登山道が整備されているので、下りはリズムよくトントンと下れます。

秋葉様で休憩する事も無く通過。

石灯籠では懐かしい写真との比較

こちらは今回2023年3月に一緒に登った息子(20歳)

↓↓↓

こちらは2012年9月に一緒に登った時の息子(9歳)

猿の群れを見つけて指をさしていた時の様子です。

↓↓↓

同じポーズで写真を撮ったつもりが、指先の方向が逆だった。

残念(;^_^A

ちなみに、この時は風越山の山頂まで登っています。

石灯籠で懐かしの比較写真を撮ったあとも順調に下って、ほどなく登山口駐車場に到着。

観音様に手を合わせて、帰宅です。

虚空蔵山までは慣れたコースでもありますので、軽装で足取りも軽く気軽に日の出を拝んで来れました。

登山道も整備させていて登りやすいので、ぜひ皆さんも日の出を拝む「モーニング虚空地蔵」にチャレンジしてみてくださいね。


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虚空蔵山から日の出を拝むコースタイム

風越山「滝の沢登山口駐車場」:登山開始4:50→(10分)石灯籠5:00→(10分)苦竹(にがたけ)入口分岐5:10→(5分)蚕種石(こたねいし)5:15小休止→(3分)見晴らしポイント5:18→(7分)秋葉様分岐5:25→(10分)延命水5:35→(5分)3方向分岐ポイント→(10分)虚空蔵山山頂5:45(日の出待ち):日の出6:30:下山開始→(15分)秋葉様6:45→(15分)石灯籠7:00→(5分)登山口駐車場



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尾沢あきら